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Firefox 3:places.sqliteを小さくたもつコツ2009/08/25 00:36

about:config
この情報は古いものです。Firefox 4以降は、Firefox 4のplaces.sqliteが太らないように制限してみるを参照してください。

窓の杜 - 【REVIEW】肥大化した「Firefox」の内部データベースをボタン一発で最適化「Vacuum Places」
編集部で使用したところ、38.4MBあった“places.sqlite”のファイルサイズを、約60%の22MBにまで小さくすることができた。

38.4MBはかなりヤバイでしょw
(それより、右も左も分からない人がたくさん見てる窓の杜で、実験アドオンなんてのを紹介していいのかなぁ)

Places を VACUUM する拡張機能3個 - えむもじら

Vacuum Places 日本語化 - ふと今日は・・・・・・

とVACUUM人気(一昨日ネタにしておいてどの口が言うかぁw)ですが、 そもそもplaces.sqliteのサイズを小さくたもてばメンテする拡張も手間も必要ありません。
履歴の保持期間を設定することである程度ですが小さくたもつことが可能です。

スマートブックマークを活用していない場合

よく見るページとか邪魔だと消してしまう方の場合、オプションで履歴を一切記憶させないとするか、3~7日程度に抑えればplaces.sqliteが肥大化するのを防げます。

1日平均200サイト見ると仮定して履歴を3~7日で保持する場合、about:configで

browser.history_expire_daysを7(.mirrorも気になるなら同じ値に)
browser.history_expire_days_minを3
browser.history_expire_sitesを1500(200×7+αとして100)

にするといいのではないかと思います。
でもっていっそのことplaces.sqliteを作り直せばいいんじゃないかと

スマートブックマークを活用している場合

履歴をある程度の期間保持する必要があります。
利用の仕方や考え方で変わってしまうので、推奨値はありませんけれど私の場合

browser.history_expire_daysを31(.mirrorも気になるなら同じ値に)
browser.history_expire_days_minを21(よく見るページの並びがあまり変わって欲しくない)
browser.history_expire_sitesを5000

に設定しておいて、画像を大量に見た週は思い出した時に画像の履歴(place:terms=.jpg)だけブックマーク管理でごっそり消しています。
それだけで、VACUUMなしで4.5MB程度をたもてています。
一昨日のアレでVACUUMして2.3MBになったけどw)

そんな訳で、私としてはVACUUMよりREINDEXしてくれるのが欲しいのですけどねぇ。
SQLite Optimizer :: Firefox Add-onsとか)

places.sqliteをVACUUMする前に

当たり前ですが、places.sqliteのバックアップをお忘れ無く。

それとスマートブックマークを使って、履歴としてあまり意味のない訪問回数が1回以下の履歴を消してからがよいと思います。
参考までに(ブックマークのURLに入れるPlaces query)
訪問回数1回以下の場合
place:maxVisits=1
今日を除いて訪問回数1回以下の場合
place:endTime=0&endTimeRef=1&sort=4&excludeQueries=1&maxVisits=1
昨日より前の訪問回数1回以下の場合
place:endTime=-86400000000&endTimeRef=1&sort=4&excludeQueries=1&maxVisits=1
7日より前の訪問回数1回以下の場合
place:endTime=-604800000000&endTimeRef=1&sort=4&excludeQueries=1&maxVisits=1
※1日86400000000マイクロ秒コメントでのご指摘の通りマイクロでしたので修正しました)
参考:Places query URIs - MDC