WebGLの規格に脆弱性 ― 2011/05/11 17:12
3D表示規格の「WebGL」に深刻なセキュリティ問題、主要ブラウザに影響
3D表示規格の「WebGL」に深刻なセキュリティ問題、主要ブラウザに影響 - セキュリティホール memoWebGLの規格と実装において多数のセキュリティ問題があり、Webブラウザ経由でGPUとグラフィックスドライバに攻撃を仕掛けられた場合、マシンが使用不能に陥る恐れもあるという。
(中略)
WebGLの管理団体Khronos Groupはこの問題について、DoSなどの攻撃についてはOpenGL規格の拡張機能「GL_ARB_robustness」で対応済みだと説明した。この拡張機能は一部のGPUベンダーに採用されているが、他社にも採用が広がることを期待するとしている。WebブラウザではWebGLコンテンツを有効にする前にGL_ARB_robustness拡張の存在をチェックすることができ、近いうちにWebGLでもこれが実装モードになる見通しだとした。
クロスドメイン問題については、「Cross Origin Resource Sharing」(CORS)を選択できるようにするなど、悪用を防ぐ仕組みについてWebGL作業部会で検討すると表明した。
Firefox 4 と Google Chrome 9 以降では WebGL が実装されて有効化されている。無効にするには:
- Firefox 4: about:config の webgl.disabled を true にする
- Chrome: 起動オプションに --disable-webgl をつける。Windows の場合は、たとえばデスクトップの Chrome のショートカットで --disable-webgl を追加する。
ということだそうなので、webgl.disabledをtrueにしといた(という覚書)。
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