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Lilithのリプレイゲインを使う2009/10/03 23:17

設定-リプレイゲイン
いろんな曲(mp3)を放り込んで再生してると、極端に音量の小さい曲でボリュームを上げて、次の曲であまりの音の大きさにびっくりするということが時々あるので、リプレイゲイン(基準音量の89dBに対して音量差をあらかじめタグに記録しておいて再生する時に音量をそろえる方法。曲毎にいちいち音量調節が不要になるのでいろんなアルバムから集めた曲を垂れ流す時など重宝します)を使いたいと前々から思ってました。

ところがLAMEで「--replaygain-accurate --clipdetect」を指定して、Lilithでリプレイゲインを有効にしても全然変化がなくてあきらめてたのですけれど、昨日久しぶりにあまりの音量差にびっくりさせられて本腰いれてリプレイゲインを調べてみました。

お約束のヘルプにも、Support BBSにもこれといった情報がなくて、元に戻せなくなるのを承知でMP3Gainを使うしかないかと思ってるとき、ふとfoobar2000はどうだっけ?とググったら、ありましたよ。orz

Replaygain つかいかた - foobar2000 Wiki

しかもLilithが何でLAMEで指定しても効果なかったかまで分かりましたよ。orz
Lilithのmp3はID3v2タグのリプレイゲインが参照されてるのですね。

気を取り直して読んでみるとfoobar2000でID3v2タグにリプレイゲインを設定できるじゃありませんか。
つうことでLilithでようやくリプレイゲインが使えるようになりました。

そこまでするならfoobar2000でいいだろと思われるかもしれませんが、Lilithは使い慣れてるので設定や機能を探さなくて済みますが、foobar2000は何かしようとするとまず探すことから始まるのでストレスになるんですよねぇ。馴れだけの問題なんですけど……ああ、ファイルの関連付けのやり直しも嫌だなぁw

とりあえず、めでたしめでたしと。


実際はリプレイゲインを使って再生してるのはuLilithなんですけどね(笑)。
uLilith 設定-リプレイゲイン
リプレイゲインタグが設定されている場合に+9dBにしてるのは、だいたいの曲のリプレイゲインが-11~-9dBされてるんで、リプレイゲイン未設定(+0dB)の曲がまざっても音量の変化にびっくりしなくて済むだろうと。
(Lilithはリプレイゲインタグなしの項目がないけれど、未設定は+0dBなのでプリアンプを+9dBすれば同じようになります)


せっかくクリッピングの発生を低くするために89dBを基準にしてるのに+9dBにするなんて馬鹿じゃないかと思う人もいるんだろうなぁ……uLilithだとリプレイゲインタグありを+0dB、なしを-9dBにしてもいいわけですが、89dBを基準にして基本のボリュームを上げるとWindowsの音(インストール時に音無しに設定してるけどいろいろソフトを入れてるうちにまたいろいろ設定されるorz)にびっくりさせられるから、あまり基本のボリュームを上げたくないんですよ。apeをmp3にしてる時点で音質なんて糞食らえと思ってるわけですし。