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地上デジタル放送のB-CAS事実上の廃止2008/10/07 20:06

「第5権力」としてのウェブ
 総務省の「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会(デジコン委員会)」は9月26日、地上デジタル放送のB-CASを見直すことを決めた。6月にまとめられた第5次答申では「消費者や権利者の立場からB-CASについてさまざまな指摘が行なわれた」ことを理由に廃止の方向を打ち出している。放送局も反対していないので、B-CASの廃止が事実上決まった。
めでたい!でもTV買う気ないんだよね。数局(田舎なもので)しかないものに2、30万円もつかう気になれないんだよね。

あっ、でも
NHKは有料放送なので、B-CAS必須でお願いしますwww


誤解ないよう追記しますが、例えB-CASが廃止になっても、コピーフリーになるとは限りませんので。
元記事ではダビング10も実質的に廃止(任意の規格)という希望的観測をしてますが、コピワンを強制される可能性だってないとはいえないのだから、楽観視しすぎだと思う。

「めでたい」と言ったのは、これで天下り先の一つが実質死に体になること、無料放送を暗号化なんで馬鹿な事にエネルギーを使わなくて良くなる(のかな?)こと、チューナを安く作る時の弊害がなくなること、チューナを小さく作れるようになることです。


と思ったら、
10月7日(火) 池田 信夫 教授の記事に関して
(念入りにw http://www.marumo.ne.jp/db2008_a.htm#7)
ASCII.jp の【「第5権力」としてのウェブ】[URI] で B-CAS 廃止が確定したかのような記事が出ていますが、問題の委員会を傍聴している立場としては、そんな流れはこれっぽっちも伺えませんでした。
中略
周辺状況のこれまでの報道を見る限りでは、B-CAS カードを (IC カード形式を止めて) 受信機へ組み込み、取り外しができない形に変えて、(見かけ上) B-CAS カードが消えましたと、椎名委員等が懸念していた遊離カードの問題も解消ですねという形でお茶を濁そうとしている可能性が高いのではと考えています。
こっち方がありそうだなぁ。天下り先もなくならない訳だし……。