べつになんでもないこと

強力なパスワード作りは本当に難しいのか？：ITpro

Cluely氏は極めて解読されにくく、同氏曰く「覚えやすい」パスワードの作り方を紹介している（同氏のブログ記事）。

　このビデオを見て，ITセキュリティにかかわる我々のような人間がいかにオタク集団であるかよく分かった。 　

異議あり！
このパスワードの作り方は、小説の暗号化ネタなどで昔からみかける方法。これでオタク呼ばわりするなら、先ず推理小説家をオタク呼ばわりしてからにしてもらいたいなぁ。

　ここで，確実に強力なパスワードを作る筆者の方法を紹介しよう。近くにある封筒や新聞を手に取るだけだ。配管工事の請求書や地元商店のチラシなど，地元地域を対象とするものが望ましい。そうした紙に書いてある住所を探すのだ。住所なら何でもよい。ご想像の通り，これをパスワードとして使えばよい。
（中略）
印刷されている番地「7615 Leskard Rd.」は，アルファベット（大文字と小文字の両方），数字，記号（スペースとピリオド）が含まれている。これより複雑なパスワードが必要だろうか。
（中略）
住所の書かれているWebサイトを見つけて使うのだ。住所を忘れてしまう場合に備え，ブックマークに登録しておこう。

いい手かもしれないけど、日本人向けじゃないなぁ。

以前も需要があるなら簡単なパスワードの作り方を解説するよと書いたけど、需要なかったっぽい（笑）。

一言で言ってしまえば、「みかか」逆変換なんだけどね。分かる人にはこれだけで分かってしまうよねｗ

例：あやつりにんぎょう→37zliyg@)4
英語キーボードやかな刻印なしキーボートは？って知らんがな(´･ω･`)


みかか
NTTの事。かな文字入力の人が英数入力に切替忘れて「NTT」と入力すると「みかか」になることに由来。
パソコン通信時代は「みかか」で大半の人が分かる程度には常識だったけど、今は通じない人のが多いらしい。
キーボード配列がそのまま暗号化に使える日本語キーボード特有の暗号方式（ってこれも小説ネタにあったような ^^;）。

注）みかか逆変換を使うにしても、パスフレーズはよく考えましょうね。
（需要がないからパスフレーズの作り方は書かない。つうか、書いてしまうと使えなくなるしｗ）