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もう「GENOウイルス」でいいよね2009/05/21 17:57

“PC界の豚インフル”「GENOウイルス」とは? 名前の由来から対策までリストアップ:Enterprise:RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト) 2009/05/20
このようにGENOウイルスに感染すると、アカウントを盗まれたり、ネット犯罪者のためのボットネットの一部にされるといった実害がある。対策としては、(1)ソフトを最新の状態にする、(2)ファイアウォールをアクティブにする、(3)ウイルス対策ソフトを適切に使用する、などとしている。
ファイアウォールが「Windowsファイアウォール」を指しているなら、(2)、(3)は対策として役にたたなかったのだけど、どうしてこんなにいい加減なことを平然と書けてしまうのか?
ジーデータセキュリティラボ所長のラルフ・ベンツミュラーは、定期的にOSとインストールされたアプリケーションソフトウェアをチェックし、すべて最新版をインストールすることを推奨するとし、(1)JVN(Japan Vulnerability Notes)などを利用した最新情報の確認、(2)サポートを終了してしまったプログラムの利用を控える、(3)Windowsのユーザー権限を適切な構成にする、(4)最新のアンチウイルスソフトまたはインターネットセキュリティソフトを使用、(5)ファイアウォールを導入、(6)不必要なデータは、システムのチューニングとレジストリをクリーニングするコンポーネントを含んだ統合セキュリティソフトを用いて、システムから除去するの6点を具体策としている。
今回感染した人達には、何を言ってるのか分からないと思います。

いわゆる“GENOウイルス”が猛威、G DATAがその挙動を解説
“パンデミック”になっていることについてG DATAでは、ウイルス対策ソフトで検出できないために騒動になっているわけではないと説明し
いや、基本的に検出されないからパンデミックになってんだろと小一時間t(ry

「感染してますよ」と伝えても、「アンチウイルスでスキャンしたけど感染してませんでした」になるわけで、逆切れされたって不思議じゃなかったのを高い高い棚の上に放り出してしまわないでもらいたいw

-追記-
どうやら上二つの記事のソースがこれのようだ。
ウイルス対策インターネットセキュリティ G DATA 「GENOウイルス」対策について
受ける印象がだいぶ違うんですけどねぇ。ただ、
しかしGENOウイルスの騒動は、ワクチンがないために起こっているのではありません。G Dataの場合、5月15日に発生した「Troj/JSRedir-R」の名称で知られるウイルスについては、JS:Redirector-H7として、ほぼ同時間で対応するほか、Trojan.JS.PYU、HTML:IFrame-EBなどがすでに検出されています。
結局、5月15日以前は野放しだったんじゃないかよ。
(GENOウイルス祭りは4月5日からだったと思います。gumblarが5月1日)

四半期ごとに:Adobe、ReaderとAcrobatのパッチ公開を定例化 - ITmedia News
パッチの公開日はユーザーの要望を取り入れて、Microsoftの月例セキュリティアップデート公開(毎月第2火曜日)に合わせ、同じ日にAdobe ReaderとAcrobatのアップデート公開を予定している。
予定はそれでいいとしても、緊急リリースないと意味ないだろう?
で、緊急リリースを前提とすると、「四半期ごと」なんて長すぎるスパンに何の意味があるだろうか?

そもそも、Adobe ReaderのJavaScriptをデフォルトでOffに何故しないのか?

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