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NetBIOS over TCPを止めて通信効率UP2010/04/23 21:04

※AD配下かDNSがない環境は不便になりますので注意。

YAMAHAヤマハブロードバンドルーターpp select 13にNetBIOS over TCPを止めると通信効率が向上するとか書いてあったので、またまたご冗談を(AA略とつぶやきつつ、眉を唾でぬらしながらやってみましたw

TCP/IP を介する SMB のダイレクト ホスト
NetBIOS トランスポートを除去することには、次のようないくつかの利点があります。
  • SMB トラフィックの伝送が簡単になる。
  • 名前解決の手段としての WINS および NetBIOS ブロードキャストが不要になる。
  • DNS によるファイルとプリンタの共有の名前解決が標準化される。
オーバーヘッド分の負荷軽減か微々たる通信速度向上はありそうです。

うちにはADもDNSもありませんので、hostsファイルに通信相手を前もって記述しとかないといけません。当たり前ですがIPを固定してない(DHCPから毎回違うIPが割り当てられるとか)とアクセスできなくなります。
以下の手順を使用して、NetBIOS over TCP/IP を無効にします。この手順では、すべての SMB トラフィックをダイレクト ホストさせることができます。この設定を行うと、Windows ベースのコンピュータが、SMB トラフィックを使用する初期のオペレーティング システムと通信できなくなるため、注意してください。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントし、[ネットワークとダイヤルアップ接続] をクリックします。
  2. [ローカル エリア接続] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [インターネット プロトコル (TCP/IP)] をクリックして、[プロパティ] をクリックします。
  4. [詳細設定] をクリックします。
  5. [WINS] タブをクリックし、[NetBIOS over TCP/IP を無効にする] をクリックします。

LOOX S80C(100Mbps)とS70D(1Gbps)で通信してみました。
NetBIOS有効ではピーク6.4MB/sで5.4~5.8MB/sくらい。
NetBIOS無効ではピーク7.7MB/sで6.2~6.7MB/sくらい。

とびっくりな結果に。

おそらくCPUが非力なため、負荷軽減分が高速化につながったのではないかと。
というのも不要なサービスを止めまくったせいで、ログ機能が死んでいてCPU負荷がとれなくなってるもので……記憶が確かなら通信中のCPU負荷は60~99%でおおむね90%前後で推移していたと思います(当時とドライバも変わっているので、あてにはなりませんけれど)。

こんなに速くなるなら、もっと早くやってみるんだった。orz
LOOXは非力なので、かなりチューニングというか不要なものをかたっぱしに停止していたのに、DNSないし、通信だってたまにだし、たいした量ではないしって、試しすらしなかったとはなんたる不覚。

でも、エクスプローラーでアクセスするのに、\\コンピューター名で呼び出さないとネットワーク一覧に表示されないのはちょっと不便かも。

ちなみに、LOOX S80Cって800MHzですが、Celeron 300MHzくらいの実力しかないですw

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