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Windows32bit版の管理外メモリをRamdiskにする2009/02/03 05:40

今更な話だけど、4GBオーバーは初めてなので、Ramdiskはぜひ試そうと考えてました(早々とE8400に換装した理由の一つは、このためだった訳で)。

ただその前に、NTFSで使いたいということと、終了時のバックアップ方法をクリアしなければならず、いろいろ試行錯誤してました(実はリパースポイントはこの過程で知ったのでした)。そんな訳で、最近S70SDの電源が入らなかったとw

Ramdiskの候補としては
Gavotte Ramdisk まとめWIKI
ERAM隔離スレ - 2ch.net
があって、私はLibretto U100でERAMを使ってたこともあり、隔離スレで改造中のERAMを使うことにしました。

ERAMは起動時FAT32でフォーマットされてますから、グループポリシー(gpedit.msc)でWindowsの設定→スクリプト→スタートアップにバッチを設定して、NTFSに変換とバックアップからRamdiskへファイルをコピーします。

startRAM.bat
convert Z: /fs:ntfs < %1
xcopy /S /E /Q /H /R /K /Y W:\ERAM_bak Z:\ERAM

また、convertはキー入力が必要ですので、キー入力相当のファイルを作ってパラメータに指定します。

fat2ntfs.typ
ERAM-DRIVE
y
y

とまあ起動時の話はわりと早く片付いたのですが、問題はバックアップです。

作業中に負荷がかかるのではRamdiskの魅力半減と考えると、安易に常駐して更新を監視したり、スケジューラーで定期バックアップは避けたいところ。終了時に更新されたファイルだけを素早くミラーリング(Ramdiskで作業中に消したファイルはバックアップからも削除される)し、コマンドラインで実行可能なソフトということで、BunBackupを高速ファイルチェックのオプションを有効(ただしこのオプションには、削除したフォルダが消えないデメリットがある)にして使うことにしました。

そこまではよかったのですが、グループポリシーでシャットダウンにBunBackupを指定すると、作業中に強制終了させられるようでバックアップされてません。結局ログオフスクリプトに指定することで回避できましたが、基本的にはBunBackupをマニュアル起動(ショートカットにコマンドラインのオプションをしてしておく)して、ログオフスクリプトは保険と考えた方が安心だと思います。

というわけで、Express5800/S70 タイプSDの本当のセットアップは始まったばかり。
つうか、いろいろ実験したので、XPのインストールからやり直し中ですw


ところで、Ramdiskが700MBくらいじゃ心許無いので、ML115の2GBを引っこ抜いてS70SDに入れました。計6GBです。

ML115はというと、元々の512MBとS70SDに付いていた1GBを突っ込んでおきました。S70SDがきて以来電源も入れておらず、可哀相というかもったいない。orz
使い道を考えないと。


覚書
物理アドレス拡張になってないときは、boot.iniに/PAEを追加する
ERAM for Windows よくある質問
OSに通知をチェックすると、スタンバイできなくなる。でもチェックアウトすると競合する危険があるので注意。


Windows32bit版の管理外メモリをRamdiskにする 2(Ramdiskにpagefile.sysを置く)

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