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Windows32bit版の管理外メモリをRamdiskにする 22009/02/10 23:54

ERAM改造版
Windows32bit版の管理外メモリをRamdiskにするでERAM改造版を使い始めました。
最新版ではRamdiskの使用済みのみのイメージを保存できる「省略」オプションが追加されて、ますます便利になってます。

注意:この先は多分役に立たない話です。それでもよかったらどうぞ。

普通は、保存と復元をペアで使うのでしょうが、既に差分バックアップによる運用を確立してますので、復元を利用して起動時にNTFSに変換する手間を省いてみました。(ところで、変換するのとイメージを読み込むのとどちらが速いか分かりませんのであしからずw)

以下Ramdiskのセットアップが終わっている前提の説明です。
  1. gpedit.mscでログオフ時にBunBackupが起動しないようにします。
  2. スタートアップスクリプトからconvertを消します。
  3. RamdiskをNTFSでフォーマットします。
  4. 必要なディレクトリがあれば作ります(tempとか)。
  5. コントロールパネルから、ERAMを起動します。
  6. 保存.復元タブを選んで、「@復元」の「起動」にチェックします。
  7. 「@圧縮」の「NTFS」「省略」の両方にチェックします。
  8. 「保存」ボタンを押して、現在のイメージを保存します。
  9. Windowsを再起動します。
  10. Ramdiskが期待通りにNTFSになっているのを確認します。
  11. ログオフ時にBunBackupが起動するように再設定します。
これで、スタートアップ時のconvert作業が必要なくなりました。
イメージファイルのサイズですが、なにもないこともあって190KBと大変コンパクトです。


これだけでは以前と同じなので、手間をかけた意味がありません。
実はconvertが必要なくなったことで、pagefile.sysが置けるようになります。
(当たり前ですが、pagefile.sysがあるとconvertできません)

だったら、FAT32でいいじゃないかという話になるのですが、私はリパースポイントをRamdiskへ設定するので、NTFSでなければなりません。

それ以前に、3.2GBもあればpagefileは必要ないだろうという話もあります。
確かにサーバのような運用をしないなら、必要ないと思います。
(ソースを示せないのですが、メモリがフラグメント化したときpagefileがないと、メモリをデフラグできないのでパフォーマンスが落ちると聞いた覚えが……)
そして、このパソコンはサーバのような運用をしません(爆)。

どうせ使い切らないメモリです。気にするな!(笑)。
という訳で、Ramdiskに128~2048MBのpagefileを設定しました。

当たり前ですが、RamdiskにpagefileがあるとERAMで終了時にイメージの保存はできなくなります。
もちろん私は差分バックアップをしているので、その必要もないのですが念のため。


ところで、pagefileが拡張される時にバルーンが表示されるのを止める方法ないですかねぇ。
(2048~2048MBにすればいいというのは無しの方向でアドバイスが欲しいです(笑))
Diskの容量不足のバルーンを止める方法があるので、きっとあるような気がするんですよね。
今のところググっても見つけられないですけど……あとはどこ探そっか。orz


最後に、ERAMのおかげでとても快適になりました。
作者さんと改造された方に感謝です。